《 Vocal. 堀内雄斗》
日頃よりNavy Sugarを応援してくださっている皆様へ、この様な報告になってしまったこと、悲しい思いをさせてしまい、大変申し訳ございません。
解散に至る個人的な理由としては、
物作りをする上でメンバーと切磋琢磨していける環境ではなくなってしまったこと、楽しいと思う気持ちが苦しいものに変化してしまい、表現者としてこのまま活動するのは良くないと判断したことが最大の理由です。
ステージに立ち、4人で音を合わせている瞬間は、それまでの苦悩を消し去るくらいの喜びがあり、そんな気持ちでいられたのも、支えてくれる皆様がいたからこそだと思っております。
僕らは全員考え方も違ったけれど、それでも皆様の顔を浮かべながら、届けたい音を必死で追い続けていたことは紛れもない事実です。
そしてこんなに愛されているバンドはいないんじゃないかと思える程、応援してくれる皆様や仲間達に支えられていたことを強く実感しています。沢山の奇跡に出逢わせてくれたことを、とっても感謝しております。本当にありがとうございました。
今後の個人についてはまだわかりませんが、僕にとって音楽はなくてはならない存在なので、自分の形で音楽は続ける予定です。
今は3月8日の皆様に向けて最大の愛と感謝を込めて全身全霊で歌わせていただきます。
Vocal. 堀内雄斗
《Guitar. 村田隆嘉》
いつもNavy Sugarを応援してくださっている皆さん、突然のご報告で驚かせてしまったこと、また、今まさに悲しい思いでこの文章を読んでくださっていること、本当に申し訳ありません。
いきなりの解散発表で何が起きているのか分からないというのが皆さんの正直な気持ちかと思います。
事細かに説明するのは難しいですが、なるべく皆さんの気持ちに応えられるようにお話しさせてください。
先日のワンマンライブ後にVo.の雄斗から、バンドを続けていくのが難しいと打診がありました。
主な原因としてはバンドに流れている陰鬱とした空気感と、それを払拭していく未来が見えないということでした。
正直なところ、お互いがお互いに関して抱いている気持ちを伝えられない雰囲気は全員が感じていたと思います。
自分がサポートでギターを弾くようになり、今年の2月に加入をして現体制になって、
今までのNavy Sugarより活動に関しても製作に関しても、メンバー全員が充実していると感じていたことは確かだと思います。
ただその裏側にはどこか辛い思いや、焦り、またメンバー間での意見の相違や、それを言えない雰囲気など、などさまざまな問題点が同時に存在していたことも確かでした。
本来であればバンドを良くするために、お互いがお互いに対して、もっと興味と責任を持って人として向き合うことを日頃からするべきだと、自分としては感じていましたが、それがお互いの性格的に難しい状況だったというのが事実です。
自分から他のメンバー3人に思うことがあるとすれば、彼らは僕が出会ってきた「バンドメンバー」のなかで1番と言っていいほど心の優しい人たちでした。
思い返すと、自分はその優しさに甘えていた場面や、逆にもっと主体性を強要する場面もありました。
また、無意識のうちに自分に対して気を遣わせていた場面も多々あったことを話し合いの中で気付かされました。
「バンド」というのは魔法のかかった箱のようなものです。
最初はただ4人という人間を枠の中に留めておく箱のようなものでしかないです。
そしてその箱は自分たち自身でもあります。
ただ、活動していくといつしかその「バンド」というものが、自分たちで構成されているのに「Navy Sugar」という別の生き物がいるかのように感じてきます。
そしてそれが自分たち自身だと気づきながらもそれを制御できなくなってくるのです。
なぜならその生き物は4人の「合意」と「相違」と「主観」と「客観」を全てごちゃ混ぜにしたまた別の人格を持っているからだと思います。
正直この説明はリスナーの皆さんにはあまり腑に落ちない説明だと自覚しています。
ただこの説明が僕がもう10年以上バンドマンとして生きてきて感じた本心です。
少し時間を戻して、
僕は他のメンバーに対して1番最初の話し合いで言ったことがあります。
まだサポートをするかすら決まっていない初期の頃です。
「もし僕がこのバンドでギターを弾くのなら、みんなが今までバンドをやってきて1番輝いてた瞬間まで、まずはそこまでネイビーを持っていこう」と。
叶えられるか分からないような大きな目標を立てる大切さも知っていますが、
まずはみんなが今まで経験してきた音楽人生の絶頂まで、ネイビーを持っていくこと。そこに並ぶことが、もし僕がこのバンドでギターを弾くならみんなと僕自身に課したい目標だと伝えました。
振り返れば今年ワンマンが2回もできたこと、みんなの「バンド人生」の中で1番大きな会場でそれを形にできたこと。
そしてそれを支えてくれる友達やスタッフの皆さんがその瞬間そこにいてくれたこと。
もし自分を肯定できる事があるならば、
その当初の目標は達成できたのかなと思います。
Navy Sugarで見たかった景色、行きたかった場所共演したかった人たち、数え上げたらキリがないです。
でも叶わなかったことより、叶えられたことに今は目を向けて、そして応援してくれたみんなと、関わってくれた人たちと僕ら4人が共有したたくさんの瞬間を糧に、僕はこれからもギターを弾いていきます。
今までNavy Sugarを愛してくれてありがとう。
3月8日、みんなで大好きなこのNavy Sugarというバンドに手を振ろう。
最後の1音まで大好きな生き物に注ぎます。
Guitar. 村田隆嘉
《 Bass. 望月寛人》
Navy Sugarを応援してくださっている皆様へ。
このような突然で、そして悲しい気持ちにさせてしまうようなご報告、本当に申し訳ございません。
自分個人の気持ちとしては、先日のワンマンライブの少し前から、このバンドで活動していくのは難しいかもしれないと思うことが少しずつ増えていました。このまま活動を続けても、自分の人生が豊かになっていくような未来が以前よりも見えなくなってしまいました。
それぞれ考え方や性格の違う4人ですが、一緒に演奏している最中は何かで繋がっているような感覚があり、それは自分にとってはすごく特別で尊い時間でした。
ここまで活動を継続することができたのは、僕らの音楽を受け取ってくださる皆様、様々な場面で尽力してくださった関係者の皆様、関わってくださったたくさんの方々のおかげです。
本当にありがとうございました。
来年の3月8日が最後のライブになりますが、感謝の気持ちを込めて精一杯演奏いたします。
Bass. 望月寛人
《 Drum. 田中圭》
Navy Sugarを応援してくださっている皆さん、突然のご報告になってしまい申し訳ありません。
皆さんが悲しむと分かっていながら、この道を選ぶしかなかったのがとても申し訳ない気持ちでいっぱいです。
僕は仲が悪くなったわけではなく、仲が悪くなるのが嫌だから離れる道を選択したというイメージです。このまま活動していくことがとても困難な状況になってしまいました。
高校の頃からバンドを組み始め、気がつけば雄斗とは10年近く一緒に音を鳴らしてきました。
そしてたかさんともっちーと出会い、4人でThirteen Colorsというアルバムを作れたことが僕にとってはかけがえの無い人生の財産です。
来年の3月8日にラストライブを渋谷Milkywayでやらせていただきますので、最後の一音まで応援してくださると嬉しいです。ありがとうございました。
Drum. 田中圭